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イベント(CES2021特集)

ハイブリッドのテクノロジー見本市を一足早く日本でチャレンジしたCES2021 JAPAN TECH @b8ta

2021.02.26

2021年1月11日から14日、世界最大級の家電見本市であるCESが開催されました。これまでは、ラスベガスの巨大会場で開催されていたイベントですが、コロナ禍において初めてのオンライン開催となりました。

実は、このCESに合わせて、日本でユニークな取り組みが行われました。1月8日から17日まで、有楽町にある「b8ta Tokyo」にて、「CES2021 JAPAN TECH @b8ta」が開催されたのです。本家がフルデジタルなのに、特設エリアでテクノロジーに触れられるリアルな場が用意されました。今回は、出展を担当する株式会社クリエイティヴ・ヴィジョン 営業ディレクター 吉野昌秀氏にお話を伺いました。

「b8ta」でJAPAN TECHの展示が行われました

クリエイティヴ・ヴィジョンはCESに出展する日本企業をサポートしています。2020年1月にもJAPAN TECHとしてEureka Parkにパビリオンを出展しています。毎年、6月ころから翌年1月に開催されるCESの準備が始まりますが、2020年9月にCTA(全米民生技術協会)からコロナ禍の影響でオールデジタルで開催すると連絡があったそうです。

「オールデジタルというのはどうなんだろうと感じました。実際に物を見て触らないとおそらくCESの魅力は半減してしまうだろうと考えました。もちろん、この状況でアメリカに行くのは無理ですが、日本国内でCESのようなものができないか、というのが発想の原点です」(吉野氏)

株式会社クリエイティヴ・ヴィジョン 営業ディレクター 吉野昌秀氏

そんな中、タイミング良く「b8ta(ベータ)」から「うちでCESのイベントどうですか」と声がかかりました。有楽町という一等地の路面店ということで、9月半ばから開催に向けて動き出したそうです。
とは言え、CESも初のデジタル化で、2021年に開催されるオンラインのプラットフォームがどうなるのかもわからない状態なので、手探りで進めるしかありません。目指すは、デジタルのCESとリアルの「b8ta」を融合させたハイブリッドイベントです。

JAPAN TECHから「CES2021 JAPAN TECH @b8ta」に出展したのは6社。すべてCES 2021にも参加している企業で、ハイブリッド出展となっています。さらには、経済産業省が推進する「J-Startup」にも声をかけ、希望する企業も製品を展示してもらうことにしたそうです。

「b8ta」のリアルイベントでは製品に触れることができた

「オープンは1月8日だったのですが、プレスの方にも多数ご来場いただきました。「b8ta」という場所で、CESのロゴを使ってイベントを開き、そこにJAPAN TECHとJ-Startupが集まるという奇跡のようなコラボが実現できました。コロナ禍でなかなかイベントの開催が難しい状況の中で、感染対策に最大限の注意を払いながらも、開催してよかったなと感じました」(吉野氏)

本家のCESも来年はデジタルとリアルのハイブリッド開催になると言われています。それを1年先行して日本で開催できたという経験は大きいでしょう。

「今年はパイロット的な意味合いもあると思います。CESは例年、会期中に翌年の場所取りが始まるので、もう準備は始まっていると認識しています。来年もハイブリッド展示が実現するのであれば、そこに載せる動画やデジタルマーケティングといったコンテンツ作りを直ぐにでも動き出すべきだと考えています」(吉野氏)

JAPAN TECHの展望としては、来年はラスベガスのEureka ParkでJAPAN TECHを展示し、そしてCESの開催に合わせて、日本の「b8ta」とも何らかしらの形で連携し、日米を繋げたい、と吉野氏は語ってくれました。

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