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イベント(CES2021特集)

携帯できる小型空気清浄機やメイクが着かない構成のマスクなどユニークなプロダクトが展示

2021.03.05

2021年1月11~14日、世界最大級の家電見本市であるCESがオンラインで開催されました。このCESに合わせて、日本でもユニークな取り組みが行われました。1月8日から17日まで、有楽町にある「b8ta Tokyo」にて、「CES2021 JAPAN TECH @b8ta」が開催されたのです。本家のCESはフルオンラインで行われましたが、こちらは特設エリアでテクノロジーに触れられるリアルな場が用意されました。
今回は「CES2021 JAPAN TECH @b8ta」に出展されていたプロダクトをまとめて紹介します。

個人携帯用の小型空気清浄機「OiShi」

まずは株式会社クリエイティブテクノロジー。同社の「アタライナ」ブランド製品を展示していました。ブースでも目立っていた「OiShi」(オイシイ)は、いつでもどこでもおいしい空気が吸える、携帯用の空気清浄機です。直径70mm、高さ28mmの円柱形で、重量は約85g。独自開発の3層構造になっている集塵フィルターを搭載し、花粉やPM2.5、ウィルスなどを取り除きます。

通勤時やデスクワーク時に、自分の周りだけですが、空気を綺麗にできるのです。また、ユニークなのが天然アロマが注入されたタブレットを使うことで、シチュエーションに合わせた香りを選べる点です。

靴の嫌なにおいを消してくれる「DEODORANT ONE」

「DEODORANT ONE」(デオドラント ワン)は、靴を除菌したり消臭してくれるガジェットです。靴に入れてボタンを押せば、2時間後に嫌なにおいが消えているというわけです。 靴の嫌なにおいは繁殖した雑菌が原因です。そこで、DEODORANT ONEに搭載されているラジカルシートにより、除菌することでにおいの原因を絶ちます。さらに、オゾンが発生し、悪臭も分解。水虫の白癬菌に対しても効果があるそうです。

DEODORANT ONEの先端はラバーなので柔軟性があり、男性用の革靴から女性用のパンプスまでいろいろな靴で利用できるとのことです。電源は単3乾電池2本で、120分動作する標準モードの他、緊急時のクイックモードも搭載しています。

立体設計で付けやすいのに高性能なマスク「AirQUEEN」

株式会社ヤギは「NANOXERA」(ナノクセラ)ブランドの高性能ナノファイバーマスク「AirQUEEN」を展示していました。「AirQUEEN」は、0.1~0.3マイクロメートルの笠氏を95%以上除去する強化がある「N95」の基準試験をクリアしています。加えて、同等レベルの欧州規格FFP2や米国FDA510kも認証済みです。

立体設計で鼻と顎を覆い隠せるようになっており、空気の漏れを軽減できます。しかし、口元に空間があるので息苦しさも感じさせません。女性出れば、リップがマスクに付いてしまうこともないようです。除菌スプレーをかけて乾燥させても、フィルター性能が落ちないという特徴も持っています。これは、静電気の力で微粒子をカットしているのではなく、微細な繊維の構造自体でフィルタリングしているためです。

「Orbi Pro WiFi6 トライバンドメッシュWiFiシステム スターターキット 2台セット (SXK80)」

ネットギアジャパン合同会社は「Orbi Pro WiFi 6 トライバンドメッシュWiFiシステム」を展示していました。ネットギアは先進のWi-Fiルーターを多数ラインナップしていますが、その中でも最先端のメッシュWi-Fiブランド「Orbi」のプロダクトを紹介します。

「Orbi Pro WiFi6 トライバンドメッシュWiFiシステム スターターキット 2台セット (SXK80)」は最新のWiFi6に対応したWi-Fiルーターと中継専用子機のセットです。2台をセットで運用することで、400平方メートルもの広さで高速通信を利用できるのが特徴です。

広い家でたくさんのデバイスを接続しても、快適に利用できます。セキュリティも強力で、家族のデバイスを守れます。子機を追加することで、さらに広い範囲でWi-Fiをできるようになります。

国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学の展示ブース

国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学は4件展示していました。映像資料のみの展示でしたが、どれもユニークな先進の研究内容です。

「eat2pic:健康的な食生活を促進するナッジシステム」はセンサーを搭載するスマート箸とデジタルキャンバスによって、健康的な食生活を後押しするインタラクティブシステムです。「eat2pic」は、食事と描画を掛け合わせることで、食べるという行為を絵に色を塗るという行為に置き換え、新しい体験をもたらします。

ユーザーが何をどのくらい食べたのかを自動的に追跡し、食行動の善し悪しをリアルタイムで視覚的にフィードバックしてくれるのです。

現実の自分をアバター化してプロテウス効果を出す研究

「Phantact: the Proteus Effect in the Real World」はプロテウス効果を現実世界に適用するユニークな研究です。プロテウス効果とはVR環境のアバターの見た目がユーザーの行動や思考に影響をあたえるという心理効果です。この効果を、現実にAR/MRとして再現したのです。

自分の後方から撮影した三人称視点の映像をヘッドマウントディスプレイ上に表示し、さらに自分の姿をアバターに置き換えることで、現実の人物にプロテウス効果を生じさせるのです。例えば、人前でも緊張せずに話せるようになったり、通常は無理な利他的行動を取れることが期待されているそうです。

「CES2021 JAPAN TECH @b8ta」では多岐にわたる展示が行われました。

他にも「バクテリアを用いてポリエチレンテレフタレート(PET)から生分解性プラスチックを発酵生産する方法」や「薄膜を用いた熱発電デバイスにおいて、体温で発電する仕組み」といった研究も紹介されていました。

昨年までのラスベガス会場と比べると、規模は小さいものの、やはりプロダクトに触れられるというのはとてもいい体験になります。製品を深く理解できますし、何より楽しいです。本家でさえオンラインなのに、日本でリアルイベントを行えたというのはとても素晴らしいことだと思います。2020年のJAPAN Techからも目を離せません。

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